中国史最新情報(3)
北京原人遺跡で72年ぶりに発掘再開(Record China)
<内容>
2009年6月24日、北京原人の遺骨などの発掘現場で、世界文化遺産にも登録されている北京市房山区の周口店遺跡の発掘が72年ぶりに再開された。
今回の発掘の最大の目的は、風化などによって遺跡が崩れる危険性が高まったため、これを補修することにある。
新華社通信(電子版)が伝えた。
発掘チームのリーダー、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の高星(ガオ・シン)副所長は24日の記者会見で、今回の発掘について、「発掘の場所は遺跡第1地点の西側部分で、周口店遺跡の『心臓』に当たる部分」と語り、「遺跡として地層が完璧に保存されており、学術的に最も価値が高く、科学的なデータの最も豊富な場所である」と紹介した。
同遺跡では1929年に北京原人の頭蓋骨が発見され、世界的な注目を集めた。
今回72年ぶりに発掘が再開されるに至った理由について、高副所長は「西側部分の上部に亀裂が生じ、さらにその下の部分に空洞ができており、いつ崩れてもおかしくないような危険な状態にあるため、これを保護・修復する事が最大の目的」と説明し、「新たな発見のための発掘ではないものの、重要な発見の可能性を排除したわけではない」と話した。
発掘作業スケジュールでは、6月下旬から7月下旬に亀裂部分の修復を完了し、8~10月にかけて西側部分全体の修復とサンプルの収集などを行う予定になっている。
<感想>
“華史記”執筆者の斥奉です。
修復が中心ということですが、新たな発見を期待せずにはいられません。
ですが、東アジア圏における根幹に通じることなだけに、まずは確実な修復がなされることを望むべきだと思います。
“華史記”へ。
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