中国史最新情報(14)
移動禁止文化財、2万件以上が消失(Record China)
<内容>
2009年11月30日、中国国家文物局の単●翔(シャン・ジーシアン、●は「雨」の下に「齊」)局長は「全国文化財調査で、移動を禁止している文化財のうち約2万3600件が消失していることが判明した」と発表した。
北京晨報が伝えた。
中国の歴史・文化遺産保護の重要な措置として、現在中国全土で「第3回全国文化財調査」が実施されている。
国家および地方財政で総額10億4300万元(約131億8200万元)を投じて行われた10月末までの調査結果では、登録済みの移動禁止文化財77万6200件のうち、2万3600件余りが消失していることが判明した。
消失した文化財について、単局長は「原因はうやむやにせず、調査で明らかにしていく。
人的な原因によるものであれば、相応の措置を採りたい」と語った。
一方、盗難や盗掘など文化財に関連する犯罪に関しては、全国で毎年平均2000件余りが解決されており、同局では今後も公安部などと協力し、犯罪の撲滅に尽力していくとしている。
また、国民に対する歴史文化財・文化知識普及政策の一環として中国政府が展開している博物館の無料開放政策に関して、単局長は「08年に無料開放した博物館の入場者総数は1億5400万人以上となり、無料化前と比較すると各館平均して60~70%増となっている」と語った。
単局長によると、今年7月までに全国で1450カ所の博物館・記念館が無料開放されており、このうち400カ所以上が今年の上半期に無料解放されたものだという。
<感想>
“華史記”執筆者の斥奉です。
管理されているはずの文化財が消失している事実、これは根本的な問題を理解した上で解決していかなければならないと思います。
文化財の持つ意義を再認識し、周知徹底させることこそ肝要ではないでしょうか。
そのための努力は将来に多大な効果をもたらすはず。
“華史記”へ。
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